マレーシアの猫

犬の写真は全く無かったけれど、2年半の間に撮った写真をしらべたら猫の写真はたくさんありました。

イスラム教徒にとって猫は理想のペットみたいですね。犬と比べてこの扱いの違いは何なんだろうと思うほどです。

猫の街として有名なサラワク州の州都クチンは「猫」の意味だし、マレーシア中どこの街に行っても猫がいて住民がかわいがっています。

屋台なんかで食事をしているとすぐに寄ってくるので、客がおすそ分けをしたりして店の人も追っ払うという感じではありません。

私は特に猫が好きというわけではありませんが、2年半の間持ち歩いたスマホでいろんな写真を撮っているなかに、猫の写真がけっこうありました。ほとんど無意識に撮っていたと言う感じですね(下の写真)。

そうそう、まったくの余談ですが猫で思い出しました。犬の話の中にマレーシアに初めて住んだ最初の頃の話を書きましたが、猫は怖くない私は、マレーシアの道端の猫によく声をかけたものです。「こっちおいで!」という感じですね。

でも、初めての海外生活で頭が混乱していた私は、この頃猫に英語で話しかけていました。せめてマレー語にしろ!とあとで自分にツッコミを入れることに。。。

猫と関係ないけどもう一つ思い出しました。やはり同じ頃、日本から持ってきたサザンオールスターズのCDを初めてこちらのCDプレーヤーにかける時、「このプレーヤー日本語の歌は大丈夫かな?」と一瞬本気で考えたこと!

やはり、初めての海外生活というのはストレスがかかるんですね!(笑)


タイピンの猫


イポー




ケニンガウあたり


コタキナバル


セランゴール



クアラルンプール




クチン
(クチンでは本物の猫は見なかったようで、写真はなかった)

他にもありました(2018年12月追加)

クアラルンプール


プトラジャヤ

 

アダムの選択(亜東 林)

 

手のひらの中の彼女(亜東 林)

 

シライン(亜東 林)

 

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マレーシアの犬

20数年前、マレーシアに住むことになって初めてクアラルンプールに到着してから10日ほど経った頃、私は「ここは犬が少ない国だな」と感じたのをよく憶えています。

それまで全く知らなかったのですが、イスラム教では犬は豚と同様に不浄なものとされて、忌み嫌われているそうです。

人からそれを聞いてなるほどと納得するのと同時に、自分の犬センサーの感度の良さがちょっと嬉しくなりました。私は決して犬嫌いではないですが(むしろ好き)、吠えて追いかけてくる犬がとても怖いんです。誰でもそうかもしれませんが、私の場合こどもの頃のトラウマが影響しているみたいで、過敏に反応するようになってしまいました。

そんなわけで、イスラム教の影響からか犬を見ることが少ないマレーシアですが、中華系もインド系も少数民族もいるマレーシアなので、犬が全くいないわけではありません。

一軒家が立ち並ぶ住宅地であれば、番犬を飼っている家もあり、夜中に一匹が鳴くとあちこちの家の犬が反応して遠吠えの合唱になることもあります。

中華系住民の多い街では、街なかをたくさんの犬がうろついているのも見たことがあるし(こういうのがいちばん苦手)、少数民族が住む田舎道なんかでは普通に犬がウロウロしています。

でも外で見る犬はだいたい虐げられた感じに見えます。尻尾振って喜んでる幸せそうな犬なんて見たことないし、たいていは伏し目がちにすねた感じで道の端っこの方を歩いています。。。というのは私の偏見かもしれないけれど、家の中で飼われている犬以外は、この国は犬にとって受難の国ですね。

私は道で犬に出会うと目を合わせずにそっと離れることに集中するので、マレーシアで撮った犬の写真は探したけれどありませんでした。猫の写真はいっぱいあるのに

アダムの選択(亜東 林)

 

手のひらの中の彼女(亜東 林)

 

シライン(亜東 林)

 

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関帝廟/ヒンドゥー寺院/セントラルマーケット

関帝廟はチャイナタウンの西の端の方にあって、パサールセニ駅からチャイナタウンへ歩いて行く時に近くを通ります。私にとっては「関帝廟って何?」という疑問がまだ解けていませんが、とにかくそこにあります。


関帝廟

一度入ったことがありますが、線香の煙が立ち込める中たくさんの来訪者がお祈りをしていました。その後ろの方に、重く長い鉄の棒(何かの武器を模したもの?)が倒れないように立てかけてあって、何人かの男性が力試しに持ち上げようとしていました。時々持ち上げる人がいましたが、非力な私ではビクともしなかったのが印象に残っています。

その道を挟んだ斜め向かい、わずか50mほどのところにあるのが、ヒンドゥー教のスリ・マハ・マリアマン寺院。多民族国家マレーシアらしいですね。


スリ・マハ・マリアマン寺院


入り口の塔はなかなか見事


とてもカラフル

ヒンドゥー教の奇祭タイプーサムの際は、この寺院を夜出発した苦行者の行列が北方10kmぐらいのところにあるバトゥ洞窟まで歩いて行くそうです。

というわけで、その出発の様子を見ようと夜出かけた時の写真が下ですが、何かが間違っていたらしく、全く閑散としていました。


入り口で靴を預けて裸足になれば中に入れてもらえる

タイプーサムの時のバトゥケーブ(洞窟)

セントラルマーケットはLRTのパサールセニ駅から見える距離にあります。内部にはマレーシアの各種お土産屋さんが集合しています。たいていの定番のお土産はここで見つかるのではないでしょうか。ハンディクラフトのほか、お菓子などの食品やなまこ石鹸なども売ってます。交通の便もいいし、一度はのぞいてみることをお勧めします。


セントラルマーケット


内部


これは少数民族による手工芸品


2階にはバティックなどの布製品の店がたくさん並んでいる


2階のフードコートでは手軽にマレーシア料理が食べられる

先日3階にもフードコートがあるのを発見!
ここで働いている従業員向けの食堂のようでした


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