選挙

4月の下旬にクアラルンプールに行ったら、あちこちの道路沿いにこんな旗が掲げられてました。

5月9日に5年に一度の総選挙が行われるので、その選挙運動のようです。この旗は与党連合のもの。

与党連合は過去一度も負けていませんが、今回の選挙はマレーシア建国60年余りの中で最も与野党接戦になりそうです。マレーシア人の知り合いと話をしても選挙の話になると熱く盛り上がります。メディアもヒートアップして、いつもは英語で送ってくる現地メディアのニュースも翻訳の暇がないみたいで、マレー語のままガンガンとスマホに送ってきます。読めません。

マレーシアの政治はとても複雑で、大きく民族が3つ、もちろん宗教的にも異なり、同じイスラムでも急進派と穏健派に分かれたりしています。また、半島部とボルネオ島のサバ州、サラワク州では少し動き方も違うようです。

あと1週間、現地にいないと雰囲気がわかりませんが、ますます熱がこもってきそうですね。もちろん私は外国人なのでなにも言う立場にありませんが、ぜひ平穏無事に次の政権を選んで欲しいものです。

アダムの選択(亜東 林)

 

手のひらの中の彼女(亜東 林)

 

シライン(亜東 林)

 

LIARS IN SPACE (Rin Ato):シライン英訳版

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マスジッド・ジャメ

2015年の1月にマレーシアに来た時には既に工事が開始されていたような気がしますが、定かではありません。でも随分長い間工事をしていました。今年2月に来た時もまだ見ることができなかったように思いますが、4月に来たらとうとうお披露目されていました。

マスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)はクアラルンプール(みんな親しみを込めてKLと呼びます)の街のスタート地点となった場所にあるモスク。ここはクラン川とゴンバック川の合流点にあり、クアラ(河口/合流点)ルンプール(泥)の地名の由来にもなった場所です。

1909年に建てられたこのモスクは大きな建物ではありませんが、繊細な姿はとても上品な感じでファンも多いのではないでしょうか。普通は入ることはできませんが、時間を限定してイスラム教徒以外でも中を観覧することができます。

 

ライトアップされているというので、夜来てみたらこのとおり。ブルーのライトを基調に、噴水も配置されカラフルにライトアップされています。驚いたのはこのもやもや。なんと川の護岸からスモークを噴出させて幻想的な雰囲気を醸し出しているのです。マレーシアらしいとても派手な演出に素直に感心してしまいました。

近くのLRT(都市鉄道)のマスジッド・ジャメ駅の通路には100mぐらいに渡って、この場所の歴史と街の発展の説明パネルが展示されています。長くKLで暮らして来た人たちにはとても思い入れの深い場所なんでしょうね。

 

モスクの観覧可能時間は下のとおり(2018年4月)。この近くにはKLの歴史を知ることができる劇「mud」を上演する劇場や、昼も夜のライトアップも美しい旧連邦事務局ビル(Sultan Abdul Samad Building)もあるので、ツーリストの人気の場所になっています。服装は肌を見せないなど指示に従う必要があります。

アダムの選択(亜東 林)

 

手のひらの中の彼女(亜東 林)

 

シライン(亜東 林)

 

LIARS IN SPACE (Rin Ato):シライン英訳版

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バティック・ブティックブランド

マレーシア製品で何か今までにないものがないかと探していたらインターネットで見つけたバティック・ブティック(Batik Boutique)というブランド。一目見て新しいバティックを追い求めていることがわかり、興味を持ちました。

昨年12月にクアラルンプール郊外(Desa Seri Hartamas)の店を訪ねた時の写真です。この3Fのショールームの反対側はオフィスになっています。

 

ホームページを見ると、このブランドは米国人女性とマレーシア人女性の友情から生まれ、低賃金で働く女性の生計向上を目標とした社会起業として政府系機関から賞も受けているとのこと。

まず地方の多くのバティック製作者と協力して生地をつくり、つぎに縫製技術を訓練するセンターを設置してこの生地を使ったファッションやギフト製品をつくり、これによって今150人以上の人が適正な賃金とスキルを身につけるようになっているそうです。

今年2月に訪問した時にはオフィスのある建物の1階に実店舗もオープンしていました。

 

伝統的な技術を使いながら、多くの人と協力して新しいデザインの製品を作り続けているバイタリティーに私は素直に感心してしまいました。

バティック・ブティックがつくる製品のごく一部ですが、当店の一部の製品はここから仕入れたものです。また、バティックブティックのホームページは英語ですが、他の製品やバティック製作の様子がよくわかる写真がアップされていますので、よろしかったらのぞいて見てはいかがでしょうか。

アダムの選択(亜東 林)

 

手のひらの中の彼女(亜東 林)

 

シライン(亜東 林)

 

LIARS IN SPACE (Rin Ato):シライン英訳版

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